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概要
CPI-ZR002は、センサーとしてガイガーミューラー管(GM管)を使用した簡易型放射線検知器で、空中のγ線量を長期にわたり記録することができます。
本製品は、2.4GHz帯の無線により、コンピュータから遠隔操作を行います。また、鉛バッテリー、およびソーラーパネルから電源を供給するため、AC電源の無い場所にも設置が可能です。 ※更には、独立型の太陽光発電システムによる長期観測が可能です。 ※ コンピュータを駆動する電源が別途必要です。 |
特長
組込システムに最適 | 通信仕様が公開されるため、お客様独自のアプリケーションを作成することが可能。 |
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バッテリー動作に対応し、ソーラーパネルもしくはDC電源の接続も可能。 | |
バッテリー、ソーラーパネルの状態を、コンピュータから確認、操作できます。 | |
高機能ソフトウェア『Radmon』を標準添付 | 現在値、平均値、積算値、1年予測値等を表示可能 |
測定中の線量データをトレンドグラフ表示可能 | |
過去の測定データをグラフ表示可能 | |
任意の値で警告表示、警告音発生可能 | |
最大10年までのデータ蓄積が可能 | |
バッテリー、ソーラーパネルの電源供給設定、操作が可能 | |
バッテリー、ソーラーパネルの電圧ステータス表示が可能 |
全体構成イメージ図 ※ 製品には含まれておりませんので、お客様にてご用意いただく必要があります。
仕様
ハードウェア仕様 | |
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放射線センサ | ガイガーミュラー管(米国LND社) |
検出線種 | γ線 |
検出通知 | LED, ブザー |
電源操作 | 供給設定:バッテリー、ソーラーパネルの開始と停止 電圧ステータス通知:バッテリー、ソーラーパネルの状態 |
動作電圧 | ソーラーパネル電源端子:7~24V (50W以下)、バッテリー電源端子:7~15V |
通信I/F | 2.4GHz帯IEEE802.15.4のチャンネル20 中心周波数2,450MHz、帯域幅2MHz、占有帯域2,449MHz~2,451MHz |
通信可能距離 | 100m程度※ |
動作温度範囲 | 5℃~50℃ |
保存温度範囲 | -20℃~70℃ |
外形寸法 | W170×D250×H40(mm)突起部除く |
消費電流 | 100mA以下 |
付属品 | 通信マスターモジュールPC接続I/F:USB2.0(FullSpeed)準拠バスパワード |
外形寸法:W40.3×D80.3×H20(mm)ケーブル除くUSBケーブル長:490(mm) | |
CD-ROM |
※障害物の有無、周囲の電波環境等に依存します。
添付ソフトウェア(Radmon)仕様 | |
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表示 | トレンドグラフ(平均値を表示 X軸:時間 Y軸:線量当量/カウント) |
現在時刻 | |
経過時間(測定開始から) | |
現在値(1秒間値) | |
平均値(60秒間の平均値 1~3600秒の範囲で変更可能) | |
1時間値(1時間の積算値) | |
積算値(測定開始からの積算値) | |
予測1日値(平均値からの1日予測値) | |
予測1年値(平均値からの1年予測値) | |
警告(任意の設定レベルを超えた場合) | |
バッテリー電圧状態(正常:約12V以上、低下:約12V未満) | |
ソーラーパネル電圧状態(不足:約13.6V未満、良好:約13.6V以上) | |
リトライ(最大回数、直近の発生日時) | |
表示単位 | μSv/h(毎時マイクロシーベルト) |
mSv/h(毎時ミリシーベルト) | |
CPS(毎秒カウント) | |
CPM(毎分カウント) | |
表示範囲 | 0.000~3800.000μSv/h |
0.000~3.800mSv/h | |
0~8000CPS※1 | |
0~480000CPM※1 | |
設定 | 表示単位 |
ブザー | |
警告レベル | |
開始設定 | |
通信リトライ | |
電源設定 | |
操作 | 測定開始/終了 |
バッテリー電源供給 ON / OFF | |
ソーラーパネル電源供給 ON / OFF | |
測定データ | 保存 |
保存データからのトレンドグラフ表示 | |
保存データの条件検索 | |
対応OS | Windows XP / Vista / 7 |
※1 実際には3.8mSv/hのときのカウント数までとなります。
添付ソフトウェア(Radmon)表示画面イメージ