テクニカルQ&A |
■計測・制御ソフトウェア DASYLab |
Question |
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Answer |
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A1. A/Dボードを使用してデータ収集をする場合、実際にどのような設定が必要ですか? まずはじめにボードメーカ毎に用意されているデバイスドライバを選択します。次に、ハードウェア設定という項目の中で、ボードの種類、I/Oアドレス、IRQ等を設定します。 A2. データを保存する場合のフォーマットは何種類用意されていますか?また、データを保存した場合、時間に関する情報も記録されますか? DASYLabにはDASYLab専用のフォーマット、ASCIIフォーマット(CSV形式)、DADiSP フォーマット等、計8種類のフォーマットが用意されています。 A3. DASYLabにおけるサンプリングレートは? DASYLabは、理論上最大800kHzでの単一データ、100kHzでの連続データの収集が可能です。ただし、これらの値は、理論上の値であり、計測制御ボード、デバイスドライバ、ご使用のパソコンの性能等により異なります。 A4. DDEとはどのような機能なのですか? DDEとは、Dynamic Data Exchangeの略であり、Windowsのアプリケーション間でデータ 交換を行うことができる機能です。 A5. プログラムの作成は実際にどのように行うのですか? DASYLabは、プログラム言語等のプログラミングに関する専門知識を必要としません。機能毎に用意されているモジュールを組み合わせ、そのモジュールにおけるパラメータを設定するだけで、システムを構築することができます。 A6. データ収集方法にはどのようなものが用意されているのですか? DASYLabでサポートされているデータ収集ハードウェアは、A/D、D/ A、PIO、Counter、RS232C、及びGP-IB(IEEE488)です。A/D、D/A、PIO、Counterに関しては、19社(120種類以上)のボードがサポートされています。 A7. 新しく独自のモジュールを追加することは可能ですか? DASYLabには、新しいモジュールを追加する方法が2つあります。 A8. ランタイム版とは何ですか? DASYLab ワークシートを実行する機能のみを持たせた製品です。その為、ワークシートの作成/変更は行うことができません。 A9. アクションモジュールとは、どのような使い方をするのですか? アクションモジュールとは、DASYLabの動作をコントロールする上で、非常に重要な役割を持ったモジュールです。 A10.ノートパソコンを使用したデータ収集を行いたいのですが、どのように行うのですか? DASYLabのサポートボードには、ノートパソコンに対応した製品も含まれています。それらのサポート製品※を使用して、通常のISAバスボードと同様にドライバ選択をしていただければ、簡単にノートパソコンでのデータ収集が可能となります。 A11.『「使いやすさ」「簡単」をテーマに開発された』とカタログに記述されていますが、具体的にはどのように使いやすく、簡単なのですか? DASYLabが簡単にシステム構築ができるという主な理由には、次の3点があります。 A12.DASYLabの2000年問題に関してはどうですか? DASYLabにおける2000年問題に関するページをご参照ください。 A13.DDEモジュールにより当社指定のエクセルにデータを転送できるでしょうか? DDEモジュールはExcelにデータ転送できますが、DASYLabの起動と同時に、Excelを起 動させておく必要があります。 A14.DASYLab一本を購入して何台のパソコンにインストールできますか? DASYLab1本は、1台のPCに対してのライセンスです。ですので、複数のマシンで 動作させるには、その台数分のDASYLabの購入が必要です。 A15.DASYLAB BasicとaPCI-G01を購入しました。これらを使う上で疑問点があります。 A15.1aPCI-G01用のファイルを御社のサイトからダウンロードし、セットアップしたところ、DASYLABのメニューバーにADTEKの項目が追加されましたが、その中で『aPCI-G 01入力』 の項目が反転したままになっており、入力用のモジュールを作製することが できません。どうすればいいのですか?ちなみに、『aPCI-G01出力』のモジュールは作製できます。 「モジュール」→「数学」→「フォーミュラ」と選択することにより、ここにGPIB入力モジュールが存在していますので設定してください。 A15.2作製できた出力モジュールにはOUT端子がありませんが、GP-IBで読みとったデータを例えばX/Y plotのモジュールで表示したい場合、どのように接続したらよいのでしょうか? Q15.1の方法でモジュールを選択して頂くと、GB-IB入力モジュールがあります。この、GB-IB入力モジュールにOUT端子があります。このOUT端子からX/Yチャートなどに出力して頂くことになります。 A16.一般の計測器(HP,NF等)をGP−IBで複数台接続して制御及び自動測定を行いたい。この場合この支援ソフトは有効に活用できますか?機器の設定変更はVisualBasicで行うつもりです。 GP-IBカードによって多少異なりますが可能です。GP-IBカードのサポートメーカーは、INES, National Instruments, Iotech,アドテック(当社)の4社です。 A17.画面関係にDASYLabを使用し、制御関係はC言語やDelphiで作成し、リンクする事は出来ますか? ユーザアプリケーションのデータをDDE経由でDASYLabに渡すことは可能ですが、C言語やDelphiで作成したアプリケーションに画面をリンクすることとはできません。 |