■相信号のチャタリング

A相/B相の2相信号をカウントする場合、相信号のチャタリングをどう処理するかが重要なポイントとなります。相信号はロータリエンコーダやリニアスケール等機械系から送られてくる場合が多く、微妙な振動でも確実にチャタリングが発生します。
相信号のチャタリングは、理論的には超高速UP/DOWN動作のくり返しであり、これが原因で誤カウントをを起こす場合が少なくありません。しかし、安易に積分回路等によりチャタリングを吸収した場合、その弊害として高速カウントが不可能になります。
以上に示す通り、2相信号をカウントする場合にはいくつかの問題点があり、それらを解決するには、高度な回路技術が必要とされています。
しかし、本ボードに搭載されているPCC120では、これらの問題解決のため、以降のタイミングが満足されている限り、カウント値を確実に保証する"デジタルフィルタ回路"が内蔵されています。
これにより、本ボードに2相信号を入力する場合、チャタリングに対する対策はとくに必要でなく、電気的ノイズに対する対策のみで良いことになります。

T ≧ 230nSec(差動信号入力回路又はアイソレーション信号入力回路使用時は330nSec)

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