トップページ > テクニカルQ&A:CPI-WAM,WXシリーズ共通
A1. USBのパラメタを変更できるか?
一部のパラメタは変更が可能ですが、特注品扱いになりますので、別途ご相談ください。
ベンダーIDなどを変更することは可能ですが、通常OSの標準ドライバの使用となるため、直接的には関係ありません。
ストリングディスクリプタの製品名を表すパラメタを変更することで、デバイスドライバインストール時の表示や、
デバイスマネージャでの表示を変更できます。
A2. 八木アンテナを海上で使えるか?
お勧めしません。
八木アンテナはその指向性から、基本的には固定局同士で使用されるアンテナです。船上の場合、停泊中であっても、波の影響で上下動するため、
2.4GHz帯にとっては、固定していることにはならないため、音切れは発生するものと考えます。また、防波堤のようなまったく移動しない
場所であったとしても、海面自体、波の上下、しぶきなどの影響も十分考えられますので、音切れが発生しやすいものと思われます
A3. アナログ入力の音が歪む
接続する機器側の出力レベル設定を下げるか、デジタル入力をお使いください。
採用しているADコンバータの最大入力が3Vp-p(約1Vrms)であるため、音が歪む場合があります。
近年のAV機器やデジタル機器では、出力レベルが低いため、問題にならないことが多いですが、古い機器では音が歪む場合があります。
A4. 複数の無線グループの共存は可能か?
運用される環境に依存するため、お答えできません。
それぞれの無線モジュールは、ペアリング時の情報を使って、自グループの認識をしています。
それ以外のすべての2.4GHz帯の電波発射機器は、妨害源となる可能性があります。他のグループの親機も単なる妨害源ということになります。
複数グループで運用される場合は、できる限り距離を離す、指向性アンテナを使うなど、
互いのグループが干渉しあわないような対策したうえで、通信品質の妥当性をよく確認してください。
A5. 屋外で使用できるか?
使用できますが、十分ご注意ください。
雨の中でご使用になる場合は、機器内部に水分が入らないようにしてください。
周辺が住宅商業地域の場合、妨害となる機器が多い可能性があります。通信品質の妥当性をよく確認してください。また八木アンテナのご使用をお勧めします。
A6. 周囲の妨害源を調べることができるか?
無線LAN機器であれば傾向を知ることは可能です。
PCなどの無線LAN機器であれば、自分が受信している局の一覧を表示できる機能があるため、傾向を知ることができます。
また2.4GHz帯の利用状況をグラフィカルに表示できるアプリケーションもあります。ただし本機は表示されないのでご注意ください。
A7. 双方向の通信に使えないか?
場合によっては可能です。
通常片方向の通信を行っていますが、これを2ペア使うことにより、双方向通信も可能となります。
しかしながら、両者の子機にとって、他のペアの親が近くに配置されますから、強力な妨害源となります。
全機にパッチアンテナを使用すれば十分可能であると考えますが、通信品質の妥当性をよく確認してください。
A8. 音声ではなくデータ通信に使いたい
通信エラーを許容できるなら可能です。
アナログ系の場合はモデムを使う、光の場合はSPDIFフォーマットを使う、I2Sの場合はI2Sフォーマットとして、データ通信は可能ですが、
いずれの場合でも、通信エラー(音切れ)を許容できるかがポイントとなります。
A9. どのアンテナ(タイプ)を選べばいいのかわからない
アンテナ特性について
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