論理スロット番号とは... 各APIの引数として使用している「論理スロット番号」とは、OSが認識し た順にドライバがカウントしていく識別番号のことを示しております。例え ば、 PC上に複数枚の同じデバイスをインストールした場合、ドライバはOSが認 識した順番で0、1、2・・というように番号をカウントしていきます。 そこでアプリケーションは、Create APIを使いデバイス使用を宣言するときに 引数で指定する論理スロット番号は何を指定するかということについて説明い たします。 1.デバイスが1枚しかインストールされていない場合 この場合、論理スロット番号は0のみになりますので、デバイスの指定には  0を指定します  例: WORD wLogSlot; // 論理スロット番号用変数 wLogSlot = 0; // 論理スロット番号に0を指定 if ( TRUE == AxxxCreate(&wLogSlot) ) { // 論理スロット0のデバイスを確保成功 } else { // 論理スロット0のデバイスは他のプロセスで使用されているか // 存在していない } 2.デバイスが3枚インストールされている場合 この場合、論理スロットは0〜2を指定できます。  例: WORD wLogSlot; // 論理スロット番号用変数 wLogSlot = 2; // 論理スロット番号に2を指定 if ( TRUE == AxxxCreate(&wLogSlot) ) { // 論理スロット2のデバイスを確保成功 } else { // 論理スロット2のデバイスは他のプロセスで使用されているか // 存在していない } 3.空きデバイス自動検索 デバイスが複数枚インストールされていて、他のアプリケーションが  どのデバイスを使用しているかわからない場合や、論理スロット番号  を特に気にしない場合に有効な方法です。  例: WORD wLogSlot; // 論理スロット番号用変数 wLogSlot = xxxx_SLOT_AUTO; // 空きデバイス自動検索を指定 if ( TRUE == AxxxCreate(&wLogSlot) ) { // 使用可能なデバイスを発見し使用状態にした // 論理スロット番号は wLogSlot に保存されます } else { // 使用可能なデバイスが存在しなかった } -------------------------------------------------------------------- 「論理スロットとは」  終わり -------------------------------------------------------------------- ブラウザの {戻る}ボタンで戻ってください