============================================================================ 【名 称】 aISA-G01サポートソフト 【制作者名】 ADTEK SYSTEM SCIENCE Co.,Ltd. (support@adtek.co.jp) 【動作環境】 Windows95 【Revision】 1.00 ---------------------------------------------------------------------------- 【種 別】 フリーソフト 【転 載】 転載禁止 ============================================================================  この度は弊社製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。  このサポートソフトには弊社の ISA GP-IBインターフェースボード「aISA-G01」を Windows95 で利用するためのファイルが収められています。 【 ファイル一覧 】 \ |-aisag01.inf インストールファイル |-aisag01.vxd ドライバ |-aisag01.dll ドライバ制御DLL | |-Inc インクルードファイル | |---aisag01.h/bas アプリケーションヘッダ | |---agpib.h/bas GPIBヘッダ | |-Lib ライブラリファイル | |---Vc Microsoft VisualC++(4.0以降)用LIB | | |---aisag01.lib | | | |---Bc Borland C++(4.5以降)用LIB | |---aisag01.lib | |-Samples サンプルソース | |---C C言語サンプルソース | | |-Cmd コマンド送信サンプルプログラム | | | |-cmd.c | | | | | |-Sndrcv データ送受信サンプルプログラム | | | |-sndrcv.c | | | | | |-Spoll シリアルポールサンプルプログラム | | | |-spoll.c | | | |-spolln.c | | | | | |-Tlklsn トーカ・リスナモ−ドサンプルプログラム | | |-Tlklsn.c | | | |---Vb VisualBasicサンプルソース | |-Cmd コマンド送信サンプルプログラム | | |-cmd.vbp | | |-form1.frm | | | |-Sndrcv データ送受信サンプルプログラム | | |-sendrecv.vbp | | |-form1.frm | | | |-Spoll シリアルポールサンプルプログラム | | |-spoll.vbp | | |-form1.frm | | | |-Tlklsn トーカ・リスナモ−ドサンプルプログラム | |-Tlklsn.vbp | |-form1.frm | |-Redist VisualBasic 4.0ランタイム(※G01test.exeの動作に必要) | |---ctl3d32.dll | |---vb40032.dll | |---vb4jp32.dll | |---threed32.ocx | |-aisag01.hlp/cnt ヘルプファイル(関数リファレンス) |-G01test.exe 動作確認用テストプログラム |-readme.txt リードミー 【 ドライバのセットアップ 】 システムへのドライバのセットアップは inf ファイルにて行います。 以下の手順を参考にセットアップを実行してください。 1) スロットに aISA-G01 が実装されていない状態で、ハードウェアウィザードを 起動します。 2) 「新しいハードウェアを自動的に検出しますか?」の問いに「いいえ」を選び 「次へ」をクリックします。 3) 次にインストールするハードウェアの種類を指定します。 すでに弊社 aISA シリーズのいずれかのドライバが組み込まれている場合には、 「ハードウェアの種類」の一覧中に「ADTEK-aISA」が表示されますので、それ を選択します。 そうでない場合は、「その他のデバイス」を選択して「次へ」をクリックして ください。 4) サポートソフト内の aisag01.vxd と aisag01.inf を格納したディスクをドラ イブに挿入し、「ディスク使用」を選択します。 5) 「配布ファイルのコピー元」で、上記のファイルが格納されているドライブと パス名を指定して「OK」をクリックします。 6) 「モデル」に "aISA-G01" が表示されている事を確認して、「次へ」をクリッ クします。 また、ここでシステムによって割り当てられる I/O、IRQ 等のリソースを確認 して、ボードの設定をあらかじめそれに合わせておくようにします。 7) もう一度「次へ」をクリックすると、ドライバファイルのコピーが始まり、イ ンストールが完了します。 8) パソコンの電源を切断し、スロットに aISA-G01 をセットしてシステムを再起 動します。 念のためデバイスマネージャを起動して、他にリソースの競合するデバイスが ないことを確認してください。 ※なお、上記の手順は VxD のセットアップに関するもので、DLL 以下その他の ファイルはコピーされません。 これらのファイルにつきましては、ご使用の環境に合わせて適宜必要なファイ ルをコピーしてお使いくださいますようお願いします。 【 Release 1.00 の制約事項 】 本リリースバージョンのドライバに於いては、aISA-G01 に搭載されている諸機能 の内、以下の動作についてはサポートしておりませんので、ご了承ください。 1) DMA 転送 2) LED の制御 3) ディップスイッチの読み出し ※aISA-G01 の GPIB アドレス (マイアドレス) の設定は API を通じて行います。 4) 複数の aISA-G01 の制御 【 テストプログラムについて 】 ハードウェアの動作確認用テストプログラム G01test.exe は、Microsoft 社 VisualBasic 4.0 の 32 ビット版で作成されています。 このプログラムを動作させるためには、ご使用の環境に VisualBasic 4.0 の 32 ビット版がインストールされていない場合、サポートソフト内の Redist フォル ダ以下のファイルが必要です。 実行の際は Redist フォルダにあるすべてのファイルを Windows の System ディ レクトリにコピーしてください。 注:Windows95 の初期出荷バージョン (Ver 4.00.950) では、OCX ファイルの登録 がうまく行かず、正常に動作致しません。あしからずご了承ください。 【 サンプルソースについて 】 サンプルソースは、以下の処理系にて作成、動作確認を行っています。 C 言語 : Microsoft社 VisualC++ 4.0J VisualBasic : Microsoft社 VisualBasic 4.0 32 ビット版 なお、いずれのサンプルも、ヒューレットパッカード社製デジタルマルチメータ 3478A を対象として作成しており、他の機器では動作致しませんのであらかじめ ご了承をお願いします。 【 アプリケーション作成時のご注意 】 ■C 言語でのアプリケーション作成について C 言語でのアプリケーション作成時には、インクルードファイルのパス設定に agpib.h、aisag01.h の両ファイルをコピーした場所を追加してください。 また、同様にリンクするライブラリのリストに aisag01.lib を追加してくだ さい。 なお、この aisag01.lib は、処理系の違いにより VisualC++ 用と Borland C++ 用の 2 種類のファイルが用意されておりますので、ご使用になる処理系に合っ たものを正しくリンクするようご注意ください。 また、コンパイラのバージョンは、VisualC++ の場合 Ver4.0 以降、Borland C++ の場合 Ver4.5 以降をご使用ください。 ※付属のサンプルプログラムをメイクする場合は、Windows95 コンソールアプ リケーションとしてメイクしてください。 (コンソールアプリケーションの詳細については、ご使用のコンパイラのヘ ルプ等をご覧ください。) ■VisualBasic でのアプリケーション作成について VisualBasic でアプリケーションを作成する際には、プロジェクト作成時に、 agpib.bas、aisag01.bas の両ファイルを追加してください。 また、VisualBasic で、バイナリデータを送受信するプログラムを作成する場合 には、次の関数を使用するようにしてください。 (これらの関数は、通常の送受信関数のエイリアスで、データバッファ引き数の 型宣言が、元の関数と異なっています。) 元の宣言 エイリアスの宣言 ByVal dataBuf As String → dataBuf As Byte 通常の送受信関数 バイナリ用のエイリアス GpibSend → GpibSendB GpibSendN → GpibSendBN GpibRecvB → GpibRecvB GpibSendS → GpibSendSB GpibRecvS → GpibRecvSB 例) Dim dat(10) As Byte 'BYTE型で宣言 dat(0) = 1 dat(1) = 2 dat(2) = 3 ・・・・ dat(9) = 10 num& = GpibSendB(lsnAddr%,10,dat(0),DELIM_EOI,status%) ※なお、この際のデリミタモードは DELIM_EOI または DELIM_NO のいずれかと なりますのでご注意ください。 ■その他のご注意 ヘッダーファイル等(agpib.h/bas、aisag01.h/bas)で宣言されている内容で、 ヘルプの関数リファレンス他に説明のない関数、定数はいずれもデバッグ用で 非公開とさせていただいておりますので、アプリケーションプログラム作成の 際にはご使用にならないようお願い致します。 なお、非公開の関数、定数についてのご質問には、お答えできない場合があり ますので、ご了承ください。 【 プログラミングについて 】 プログラミングについての FAQ や情報を弊社 Web 上にてご提供しております ので、併せてご覧ください。 http://www.adtek.co.jp/support/tech/prog.html 【 お問い合わせ窓口 】 本製品に関する技術的なお問い合わせは下記サポート窓口までお願い致します。 〒240-0005 横浜市保土ヶ谷区神戸町134 YBPウエストタワー8F 株式会社アドテックシステムサイエンス テクニカルサポート E-Mail : support@adtek.co.jp Fax : (045)331-7770 【 著作権等 】 本サポートソフトに含まれる全てのソフトウェアの著作権は、株式会社アドテック システムサイエンスに帰属します。 一般に会社名および製品名は各会社の登録商標または商標です。 【 改訂履歴 】 Rev. 改定日 内容 ----------------------------------------------------------------------- 1.00 98/09/01 リリース初版 -----------------------------------------------------------------------