PCカードアプリケーション開発キット CardUTPRO-V へのバージョンアップについてはこちら |
「CardUT97PRO」は、Windows 95/98/Me用のメモリカードアプリケーションを開発するためのドライバキットです。
従来、Windows上でPCカードにアクセスするためにはカードサービスを直接使用しなければなりませんでした。 この場合、メモリリソースの確保やアドレス変更などの処理を行わなければならず、非常に手間がかかるものでした。 またこの処理を行うためにドライバを作成する必要がありました。
「CardUT97PRO」では、そのようなドライバ作成を行なわず、簡単な手続きでカードにアクセスするAPIを提供いたします。 独自フォーマットカードのリード/ライト機能をアプリケーションに組み込む事も簡単に行えます。
■特長
■API概要
「CardUT97PRO」では以下の機能をご使用いただけます。
カードの状態取得 | カード(ソケット)の状態を得ます。 |
カード品種の取得 | カードの品種を得ます。 |
カードのリード | カードからデータを読み出します。 |
カードのライト | カードにデータを書き込みます。 |
カードのイレース | カードを消去します。 |
リージョンの設定 | 混載メモリカードの場合のカレントリージョンを変更します。 |
VPP電圧の設定 | VPPの電源電圧をコントロールします。 |
カードアクセス用の設定機能 | カードアクセス時のバス幅を変更できます。 |
■動作環境
対応機器 |
PCカードスロットを搭載したノートパソコン。(*1) または、 弊社製AMI-21V/21AT(*1)/22(*2)を接続したデスクトップパソコン。 |
対応OS | Windows 95/98/Me ( Me対応はVer.2.1より / 使用可能メモリ8MB以上必要) |
対応カード |
ATA、SRAM、EEPROM、リニアフラッシュメモリカードを使用したカード。 混載メモリカード対応。リニアフラッシュメモリカードは以下のデバイスをサポートしております。 |
(*1) AMI-21使用時は、ライト/イレースに12Vを必要とするカードは使用出来ません。
また、ノートパソコンの一部の機種で12Vを発生しないものがありまが、その場合も同様となります。 (*2) AMI-22シリーズのうち、AMI-22/98はWindows 95/98に対応していないため使用できません。 (*3) フラッシュメモリを搭載したメモリタイプのカードでATAカードとは異なります。 |
■対応フラッシュメモリー
CardUTシリーズ対応フラッシュメモリー一覧注意
・書き込みに12Vを必要とするデバイスを使用しているカードの場合、PCカードスロットから12Vを供給する必要があります。
・一部のノートパソコンや弊社AMI-21/Vでは12Vを供給できないためこれらのカードへの書き込み及び消去機能はご使用いただけません。
■対応開発言語
Microsoft Visual C++ 4.0/5.0 Borland Borland C++ 5.0 Microsoft Visual Basic 4.0/5.0 Borland Delphi 2.0/3.0 |
対応開発言語DLLを使用できるプログラミング環境であれば、使用可能です。 なお、各言語用のサンプルプログラムが添付されます。 |
■製品構成
■ライセンスについて
本製品を使用して作成したアプリケーションを、配布する場合にはランタイムパック「CardAPIRT」シリーズを添付していただく必要があります。
■製品ラインアップ
CardUT97PRO | (CardUT97同梱) |
−ランタイムパッケージ−
CardAPIRT1 | (1ライセンス) |
CardAPIRT5 | (5ライセンス) |
CardAPIRT10 | (10ライセンス) |
CardAPIRT25 | (25ライセンス) |
CardAPIRT50 | (50ライセンス) |
CardAPIRT100 | (100ライセンス) |