aISA-S94

ＨＬＳシリアル通信ボード

製品の概要と特長

ａＩＳＡ−Ｓ９４は、ＩＢＭ　ＰＣ／ＡＴまたはその互換機にＨＬＳ方式によるシリアル通信機能を付加する拡張ボードです。ＨＬＳ(Hi-speed Link System)とは、センターＬＳＩ「ＨＬＳ−Ｃ」とサテライトＬＳＩ「ＨＬＳ−Ｓ」との間で１対Ｎ通信を行うシリアル通信システムです。通信プロトコルはステップテクニカ社独自の方式を用いており、ユーザーはＬＳＩの内部レジスタに対してデータをリード／ライトするだけで通信することが出来ます。（シリアル通信であることを意識する必要がありません。）

主な特長

・シリアル通信用のＬＳＩとして、�潟Xテップテクニカ社「ＨＬＳ−Ｃ」を搭載しています。

・通信先のサテライトシステムを最大６３枚まで接続することが出来ます。

・通信できるデータ（サテライトで扱えるデータ）は以下の４種類です。

• １．１６ｂｉｔパラレル入力
• ２．１６ｂｉｔパラレル出力
• ３．１６ｂｉｔシリアル入力
• ４．１６ｂｉｔカウンター（６ｃｈ）

・本ボードにはバイト単位またはワード単位でリード／ライトすることができます。

・コネクタは６Ｐｉｎのモジュラーソケットと４Ｐｉｎの端子台の２種類があります。

・ケーブル伝送形式には以下の２種類があります。

・通信速度は通信先のサテライト１つにつき15.17μｓｅｃ．かかります。（１２Ｍｂｐｓ，フルデュープレックス時）

ブロック図

製品仕様

ボード内アドレス

●ａＩＳＡ−Ｓ９４　アドレスマップ

本ボードでは、Ｉ／Ｏアドレスを８アドレス占有します。

バイトアクセス設定時

ワードアクセス設定時

外部との接続

●モジュラーソケットピン配置

ＣＮ１（モジュラーソケット）

ＣＮ２（モジュラーソケット）

●端子台ピン配置

ＣＮ３（端子台）

ＣＮ４（端子台）

ＣＮ５（端子台）

サテライト接続図

製品構成

　本製品は、以下の４点にて構成されます。